ホーム コラム 【獣医学生必見】vetOSCE(オスキー)直前ガイド|概要編

【獣医学生必見】vetOSCE(オスキー)直前ガイド|概要編

【獣医学生必見】vetOSCE(オスキー)直前ガイド|概要編

獣医学科の学生にとって、臨床実習への「登竜門」であるvetOSCE(オスキー)。これまでペーパー試験は何とか乗り切ってきた人も、「実技試験は初めて」「人前でぬいぐるみに触診するのが恥ずかしい」と感じていると思います。

私自身、在学中にこの試験を経験しましたが、とても緊張したのを覚えています。 でも大丈夫。しっかりと対策を行えば、追試験も含めほぼ全員が合格します。

ただし、油断は禁物。意外と多くの学生が、服装の乱れや態度不備といった、勉強とは直接関係ない部分で追試に回ってしまうこともあります。

この記事では、2025年の試験日程と、過去の合格率をまとめました。 不安な人も、この記事と【実践編】をセットで読めば、きっと落ち着いて本番に臨めるはずです。


1. vetOSCE(オスキー)とは?|「実技版CBT」とも呼ばれる試験の基本

OSCE(オスキー)は臨床実習に進むための必須試験

vetOSCE(Objective Structured Clinical Examination)(オスキー)は、臨床実習に進むために必要な基本的な臨床能力を確認する試験です。国家試験ではありませんが、各大学が主体となって厳正に実施されています。

4つの実技課題をクリアする必要あり

試験内容は以下の4つです。

  • 【必修】医療面接(飼い主対応の基本)
  • 【選択】伴侶動物の身体検査(犬)
  • 【選択】産業動物の身体検査(子牛)
  • 【選択】外科基本技術(無菌操作または皮膚縫合)

どれも診療現場で欠かせない基本スキル。普段の授業や実習で学んだことがベースになります。


2. 2025年のvetOSCE日程|大学ごとのスケジュールをチェック

大学ごとに日程が少し違う

試験日程は大学ごとに異なります。以下に本試験・追試験の日程をまとめました。

(※自分の大学の試験日程は必ず大学の公式連絡でも確認してください。)

大学本試験追試・再試験
北海道大学2025年3月2日(日)2025年3月30日(日)
帯広畜産大学2025年3月1日(土)2025年3月29日(土)
岩手大学2025年2月13日(木)2025年3月14日(金)
東京大学2025年6月14日(土)2025年7月19日(土)
東京農工大学2025年2月18日(火)2025年3月18日(火)
岐阜大学2025年2月20日(木)2025年3月22日(土)
鳥取大学2025年2月15日(土)2025年3月20日(木)
山口大学2025年3月1日(土)2025年3月29日(土)
宮崎大学2025年2月27日(木)2025年3月27日(木)
鹿児島大学2025年3月1日(土)2025年3月29日(土)
大阪公立大学2025年3月7日(金)2025年4月4日(金)
酪農学園大学2025年2月19日(水)2025年3月21日(金)
北里大学2025年5月31日(土)2025年6月28日(土)
日本獣医生命科学大学2025年4月19日(土)2025年5月17日(土)
麻布大学2025年5月26日(月)2025年6月23日(月)
日本大学2025年6月7日(土)2025年6月28日(土)
岡山理科大学2025年2月22日(土)2025年3月22日(土)

【出典】NPO法人 獣医学教育支援機構「獣医学共用試験」https://www.veteso.or.jp/exam/

CBTとOSCEはセットで実施

OSCE(実技試験)と並行してCBT(学力試験)も実施されます。どちらも合格しないと実習に進めないので、油断は禁物です。大学によっては日程が近く、OSCEに思ったより時間をかけられないことも。計画的に準備を進めましょう。

追試は約1か月後、再試験のチャンスあり

もし本試験で不合格になっても、追試・再試験が設定されています。 ただし、追試になると貴重な春休みが削られるので、できれば本試験一発合格を目指したいところです。


3. 過去の合格率|安心していいけど、油断は禁物!

2024年の結果

2024年のvetOSCE(17大学合同)の結果は以下の通りです。

  • 本試験受験者数:1,103名
  • 基準点到達者数:1,096名
  • 到達率:99.4%
  • 追試受験者数:8名
  • 追試到達者数:8名
  • 最終到達率:100%

2019年の結果

最近で一番到達率の低かった年が2019年です。

  • 本試験受験者数:965名
  • 基準点到達者数:946名
  • 到達率:98.0%
  • 追試受験者数:22名
  • 追試到達者数:21名
  • 最終到達率:99.9%

【出典】NPO法人 獣医学教育支援機構「獣医学共用試験」https://www.veteso.or.jp/exam/about/result/

このように、追試験も含めるとほぼ全員が合格しています。 とはいえ、追試に回る人は想像以上に多いので、油断せず準備しておきましょう。

実際の経験を基に「実践編」では、不合格になりやすいポイントや、本番で焦らないためのコツを詳しく紹介しています。

ぜひ併せて読んでみてください!


まとめ|試験後のキャリアに向けて動き出そう!

vetOSCE(オスキー)に合格すれば、いよいよ動物病院での実習が始まります。

小動物臨床を目指している人にとっては、夢への大きな第一歩です。

実習が始まると、「自分はどんな獣医師になりたいんだろう?」「就職活動はどう進めたらいいんだろう?」と悩みが出てくるかもしれません。私もそうでした。

そんなときは、パンダキャリアにぜひ相談してみてください。 獣医師として臨床経験のあるキャリアアドバイザーが、みなさんの悩みに寄り添い、進路選びや就活のサポートをしてくれます。

監修

西山奈都美

獣医師

パンダキャリアキャリアアドバイザー

CT完備の1.5次病院で4年間獣医師として奮闘。現在は獣医師・動物看護師の就職支援に携わっています。 現場の苦労や喜びを知っているからこそ、悩みに寄り添えます。次の一歩を一緒に考えましょう!

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